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やっと読み終えました「ちきりん」さんの働き方について

nuovotaka blog

Nuovotaka Nuovotaka 2015-06-02 16 min read

要約

「未来の働き方を考えよう」ーちきりん をやっと読み終えました。 簡単に言ってしまうと「あなたの思っている前提条件は いとも簡単に変わってしまいますよ!」

それでも、今のままで良いんですか? 市場で稼ぐ力を持ち合わせていますか? あなたが考えていた前提条件が崩れたとき、あなたはどう対処できますか?

と、問われている様に思いました。

例えば、ある日匂いわわからなくなったらどうしますか? 味がわからなくなったら? など、今ある条件を崩して見てください。

別の方法を模索する良いチャンスかも知れませんし、今までやりたかったことをする良い機会かも知れません。

以下かなり長いのでお好きな方はどうぞ。

自分はどうだったのか?

私の場合は、高校を選ぶときから変わっていたので周囲からは奇異に写っていた様に思っています。

その

高校選択時

は、普通に公立の高校へ進学しました。 しかし、詰め襟の制服がどうにも好きになれなくてブレザーの学校へ通いました。 今では普通になった光景も当時は珍しかった時代です。

実はその選択した学校には、特別科(あえて実際の科の名前ではありません。)と普通科があり私は普通科でしたが私立ではないメリットがありました。

それは、特別科の先生がその科目の授業をしてくれることです。 単純にその恩恵を受けることができると思ってしまい選択をしました。

特別科で進学する技量はないけれどその先生から受けるエッセンスが欲しかったというのが決め手です。 ただ、後々アイデアをパクられるのでたいした先生でなかったと思っています。この私のアイデアで入選し賞を頂いているので、描けない人よりはまだそれなりの才能がある方だったのでしょう。

続いて

大学選択時

は、単なる興味からその道のプロ域の入り口を見せてくれる学校を選び進学しました。しかし、またしても現実を知る事になり幼少期からの趣味にギアチェンジ。(一応、学校は卒業しました)

ギアチェンジして就職した先も変わっています。学校でやってきた事と全く関係のない職種の業界に就職をします。

就職

する前の会社の紹介文には、立派に育てるので云々とか書かれていましたが、一般的な事だけで技術的な事は一切ありませんでした。 教え方を知らないのでしょうね。技術屋だから。。。

「見て覚えろ!」っというのが普通に語られていた時代。(昭和の後期なのにですよ!)

結局、それまで経験してきた事が役にたったと思っています。 仕事は周期的で忙しいときは、アパートで仮眠をとるぐらいの日々っという状況も経験しました。

最近、耳にする「ブラック」ではなかったと思っています。 なぜなら、同年代よりも多少給与がもらえそれなりに満足できたからです。 小中高と寝ずに取り組んでいた事が花を咲かせた瞬間だったように感じます。

では、当時は珍しかった就職先のことについて少し書くとします。 会社は、普通の会社(年功序列が普通とされていた)でなく派遣会社へ就職しましました。主に派遣には、登録型と常用型の2種類があります。私の場合は、常用型になります。

常用型なので派遣元で福利厚生、給与、社会保障などが決められています。 そして、派遣が決まると派遣先に合わせて就業時間などを調整します。また、常用型なので派遣されていなくても派遣元で雇用状態にあり毎月の給与が支払われます。 技術や資格取得にチャレンジできる時間を確保できると思っていました。

ビジネス的には、芸能事務所の様な感じになるのかもしれません。 マネージャーの様な人も個々にではなくエリア別にいました。

さて、ちきりんさんの本の中には、「会社がなくなる場合もあるかもしれませんよ」 っとありましたが、派遣元が無くなる可能性もありましたし、派遣先が決まらない場合もあります。丁度バブルが弾けた後当たりだったので。また、社長の一存で状況が変化することもあり得ます。

当初より3年と決めていたので入社から3年で別の職業を選択することになります。

次の仕事でやっと少しだけ学校とその時の資格で就職する事ができます。 その職業は、認可を受けて業を行うため資格がないと仕事ができない職業です。

ただし、脈々と続く古い慣習のある業界でした。 後々分かったのですが、天下りも普通にありメリットとデメリットがあるトンデモな業界でした。

この業界、今では先細りの業種になりつつあります。 「ちきりんさん」が書籍の中で「これからは50年の間にどうなるか」本当に分かりません。 新しい技術が出てきて映画の中の様な世界になれば、今普通の出来事が未来では古くて考えられない出来事になり、職業もそれ自体のモノも無くなり別の物に取って代わっているかもしれません。 全く知らない人も出てくるでしょうし、必要なくなっているかもしれません。

さて、その業界に足を踏み入れる事になったわけですが、実は、気持ちの上ではこちらの仕事が「初めての就職」っという感じでした。 なので、長期で勤めることを考えていましたし、実際に長めに勤務をします。 そして、以前の技術系の仕事では考えられない部署も経験をすることになるのですが。。。 脳力と環境の2つの条件にあわなくなり10年そこそこでこの業界を後にします。

実は、

最初に決めていた決別の条件があります。

それは。

先ずは脳力。

  • 一つは、高校時代の先生の能力に愕然とした事と自分の状況です。プロフェッショナルではありますが、ずば抜けて一番になっているかどうか。
  • 二つ目は、期間です。当初10年程度。

次に環境。

  • 私の仕事環境への条件はただ一つのみ。
  • タバコの臭いがどうしてもダメで頭痛が一日中続いてしまうので、分煙がされているか否か? (理由:最初の仕事で身体が資本と痛感したので、健康を害する状況に長期でいたくない)

自分の中で大きく2つの条件を前提に就職し仕事をこなしていきます。 この会社では、営業から接客の仕事まで多岐に体験をしました。 そんな中、自分では知らなかった「話し好き」という一面を知ることができました。

「ちきりんさん」の本に書かれているそこそこの脳力と周囲とそつなく接する力。

本では組織マネージメントの仕事と書かれています。

そして、大きな2つの条件と、その時「やりたかった」仕事を天秤にかけ辞める事を決断しました。 「やりたかった」仕事をすることになります。 しかし、結果的に失敗しました。

そして、今は3度目の職の転換をしようとしています。 朝起きたら右足が突然動かなくなる現象に見舞われたこと。 「Livedoor Blog の完全無料化」 一度目同様コンピュータの仕事(区分からは違うと思うけれど)なので「ちきりん」さん的な職の転換の3回ではなく2回になるのかもしれませんね。

人はいつどうなるかは、本当に分かりません。 これだけは、断言できます。

日々前提となる条件が変化していく世の中で、自分だけそのままの状態が続くと考える事の方が不自然なのです。 また、選択したモノも条件が変わると考えていれば、リスクへの対処を怠る事はないでしょう。 では選択時、何を重視するのか?

やはり、「嫌い=きらい、いや、不快」だと思わないモノ、寝ていなくても没頭できるコト柄なのではないでしょうか? ただ、好きなモノだけでもだめで、時期があっているか? Apple の iPod の様に東芝の社長が「だれかこの小さな製品(HDD)を使ってください」っと言われ、音楽が好きだったジョブスが、俺が作ってやると心に誓ったという話。(ジョブスの本で知りました。)

製品やサービスが必要とされているのか? 市場の経験も必要でしょう。

今世紀は、法規制で厳しい世の中ですが IT 化によりそういった環境がかわり稼ぎやすくなってきたと聞きます。 以前失敗した「モノ」の市場に再度飛び込み頑張ってみたいと思います。 ただ、そのままではなく今までの私の持っている経験などをかけ算して見たいと思います。

実は、今までの出来事もすべて経験した事でつながっています。 当初は無謀と思えるようなコトも実は後々つながっている。それを選択しているのでそうなるのでしょうが、これからの出来事もどこかにつながるのでしょうね。

応援よろしくお願いします。

先月誕生日を迎え40代後半に突入しました。

追伸

突然右足が動かなくなった話は、またの機会にしたいと思います。 実は、この出来事の先にも今に通じるモノがあります。

参考文献

未来の働き方を考えよう

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