今の状態は?
寒くなってきて時折膝が痛みます。 また、低気圧がやってくるときは膝が痛みます。 しかし、歩けなくなることはありません。 そんな時は、お風呂でしっかりと足を温めることにしています。
完全完治ではありませんが歩けています。 ただし、長時間の立ち仕事など足を酷使することはできなくなりました。
膝が動かなくなり1か月治療に励んだその後
膝が痛くなったらどこの病院へいけばよいのでしょうか? 通常だと整形外科ではないでしょうか?
最初はそうだと思います。 膝の軟骨の隙間やひざの変形、ヒビなどを疑うでしょう。 しかし、どこも異常はありませんと言われたらどうしますか?
できる処方は痛み止めと湿布薬のみ。
患者としては戸惑ってしまいますよね。
歩けるようになったのは
当時、重症と言われる状態から1か月でどのようにある程度歩くまでになったのか?
以前お世話になったカイロプラクティックのゴッドハンドのところに行けば治るのではないか? 整形外科で見てもらったがしっくりこないので、そこへ電話連絡して診てもらうことにしました。
電話をかけた時は、どうも若い方の声だなぁと思ったのですが来院してみて納得しました。 すでに彼の父上は亡くなられていたようです。50代という若さでした。
彼の父上は、体に触れずとも状態がよくなる時がありました。 本当に神業としか思えない手技でした。 ちょっと大袈裟かもしれませんが、本当にそういう時があったので今でも信じられない気持ちでいっぱいです。 そして彼は彼で、東京で理学療法士を学び多くの経験を積んだようです。
彼は「父ほどではないが、それでも良いですか?」っと言われた。 私は、躊躇することなくお願いすることにしました。
そして、診察
まず、膝の状態を優しく触診して一瞬で見抜きました!
「膝窩筋(しつかきん:ひざ関節の裏にある小さな筋肉)」が損傷しているようです。 それもかなり重症の部類に入ります。 今まで診察した中では重度の部類に入ります。
っと告げられた。
若い彼は、経験を積んだ高齢の整形外科医より触診力は上のようだ。 私は、何の根拠もなくそう感じました。
そして、手技。 それまでとは違う普通のカイロプラクティックの手技をしてくれました。
父上との違いは治療器を使えることです。 プロのスポーツ選手が使っている機器ということでした。 その機器は超音波治療器です。理学療法士でもある彼は超音波治療器を使えるようです。 機器を使いやすくするためジェルを塗り患部へプローブをあて動かします。
痛くはありません。
整形外科で低周波の治療も行いましたが、あれは何もききませんでした。 やられている本人がわかるのですが、整形外科では理解してもらえず時間の無駄でした。 例えて言うならば、足が悪いのに頭を撫でられている様な感じと申しましょうか。。。
そうです。見当違いなのです。 ただ、保険適用の範囲は限られています。
同様の症状でお困りの方は、治療機器のあるところを現状探すしかありません。
さて、治療が終わり帰り際、杖も使わず立てたのにはびっくりしました! そして、少し歩けるようになった時は閉ざされた扉が開いた瞬間でした。
最新治療とは
オリンピック選手は、超音波・電流コンビネーション治療器を積極的に導入し選手のトレーニングのサポートに役立たれています。 一般的には、コリなどと言われる”筋張った筋肉や拘縮が強い症状”などには Hi-Voltage という電気針のようなもので症状の緩和を図ります。
また、全体的な症状には広範囲対応のモードなどを利用して筋肉の緊張を柔らげる処置をしています。
私が最初行った治療は、超音波治療器を深部まである一定の範囲に作用するモードを利用して施術をしてもらいました。
彼のところへ週に2、3回通院し一週間後の整形外科での診療。 整形外科にありがちな、低周波治療と温熱。 痛み止めのお薬にシップという組み合わせ。
結局、深部の筋肉に作用しない治療を行っても治りません。 従来の整形外科での治療では、自分の治癒力に任せているに過ぎないと感じました。
そこで、整形外科は時間の都合がつかないと期間をできるだけ延ばして超音波治療に専念することにしました。
っということで、またまた、カイロプラクティックへ行きました。 2 週ぐらい行った頃、Hi-Voltageの治療器を置いているところがわかりそこへ移ることにしました。
なぜか?
“筋張った筋肉や拘縮が強い症状”などには Hi-Voltage という電気針のようなもので症状の緩和を図ります。 それは、先ほどのこの言葉を見つけたからです。
今の自分には”Hi-Voltage”が必要なのではないか? そう考えそこへ。
接骨院
なぜか接骨院にそのモノがありました。家から近いの変更の理由です。
ところが、接骨院の触診が一番ひどかったです。 年齢的には、カイロプラクティックと整形外科の中間ぐらいの年齢の方でした。
何もわからない。 そんな感じでした。
しかし、ここにはあの機器があるので超絶演技をしましたね。(確かに分野が違うのでそうなのかもしれません。) 患部を元の状態にしたくなかったので。。。
実際の治療は女性が行うようでした。 その後も女性が行い診察した当の本人は別のことに忙しいようです。 彼女たちは、柔道整復師の資格が必要なはずだが・・・
どうやら違うようだ。 ただ、整復の仕方は多少知っているような様子。
治療内容は、温めから行い、Hi-Voltageでまずは筋張った筋肉や拘縮が強い症状を取り除きます。そして、EMS で筋肉を補強します。
Hi-Voltage 治療
簡単に言ってしまうと電気針のような感じです。 とは言っても痛くありません。 正確に言うと筋肉疲労している箇所へ、電気を流し筋肉の緊張をときます。
重度の場合はこれが良く効きます。 そのままだと戻ってしまいますが何度か行うことにより症状が緩和されていきます。 Hi-Voltageだけでは治りません。なぜなら足の筋肉は複雑で多くの筋肉を使っているからです。
緩和だけでなく筋肉を補い元の常態に近いところまで戻す。これが必要のようです。 ただその期間の間かばっていた別の足まで痛くなり結局両足で治療を行いました。
最後の段階では、EMS で筋肉をピクピクさせながら筋肉を補っていました。 また、毎日のストレチで元へ戻ろうとする筋肉をほぐす運動も。
これで、1か月で歩けるまでに。
ただし、重労働はできない状態でした。 一度仕事に復帰しましたが、元に戻ってしまったのでやめました。
最終的には、さらに1か月ほど治療に時間をかけました。歩けるからと復帰したのが悪かったようです。
ことの原因はなんだったのか?
今思うと、一人でかなり重たいものをしかも野球選手のキャッチャーの様に左から右へ右から左へ膝に負担をかけながら中腰で仕事をしたのが原因だった様です。 そして、そこに喘息も加わっていて酸欠常態で仕事をしていたため筋肉は回復どころか悲鳴をあげたようです。
特に膝にとって一番いけなかったのは、まさにキャッチャーの様な姿勢でした。 膝窩筋は特に膝の摺動で働く筋肉で要でもあると。 悲鳴をあげた後は膝を曲げれない、膝から左右へ足を降ることもできません。 足の指にさえモノがふれただけで激痛が走るくらいです。全ての足の動きに連動しています。
小さいのにとっても大事な筋肉です。
また、多くの方がこの筋肉を痛めている様です。
保険で助けて頂けるとありがたい
プロのスポーツ選手の現場では認知されていますし、アメリカではこの治療が普通のようです。 日本との違いは、保険なのですけれど。
日本の保険で治療ができるのは低周波治療までとなっているようです。 それは、治験が済んでいないようなのですが。。。 これだけの実例があれば大丈夫のような気もしますが、皆が使って安全はありませんのでその点を危惧しているのでしょう。
湿布薬が処方されなくなる代わりにこのような治療器が導入され症状の改善につながればそれぞれの場所に早期に復帰できる。 耳鼻科の待合室にあったティッシュに書かれた「湿布薬が処方されなくなります」から患者目線では、湿布のいらなくなる治療を施せるのなら無用ということ。 治らない治療で時間とお金を支払っているよりも早期に復帰できる治療のほうがようありませんか?
TPP でどのように医療現場が変わるのか?
若いスポーツ選手などの治療で役立つと絶望から希望に変わると思います。 「湿布薬が処方できなくなります」という医者側の悲鳴よりも、「これから早期治療に早期復帰ができるようになります」という患者の立場に立った医者からの心強い言葉がほしいものです。