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新種の慢性副鼻腔炎が発生している本当のところ(呼吸器)パート1

nuovotaka blog

Nuovotaka Nuovotaka 2015-07-24 22 min read

慢性副鼻腔炎のからの開放結果(経過観察中)

実は先月「慢性副鼻腔炎」になってしまったとお伝えしました。 その後、身体が重く力が入らない状況が続きついには「喘息」を再発してしまいました!

経過観察中ではありますが、「呼吸器アレルギー内科」を受診し改善の方向に向かっています。

また、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の象徴である「鼻茸」が小さくなっているかもしれません。 なぜなら、鼻で息を吸うことができ、においを感じることができたからです。

私と同様の症状でお悩みの方は、慢性副鼻腔炎の症状と原因について詳しく書かれているサイトがありましたので慢性副鼻腔炎の症状と原因を参照してしかるべきところを早く受診することをお勧めします。

[ 参考記事 ]
  • 副鼻腔炎後で書きますが、私の場合は「咳」が長期出ていたのにも関わらず放置していたのが原因ではないかと思っています。本当に気づきにくい「咳」という身体の反応を見過ごすと重症になる場合があるのでたかが咳と考えず、重要な身体からのサインと捉え早期の治療を。

いずれにしても、アレルギー症状と合わせて判断できる所を受診されるのが適当だと思います。

副鼻腔炎と気管支喘息の症状

先ずは、これまでの症状を一通り列記しておきます。

  • 鼻で息を吸うことができない
  • 鼻の奥にフタがついている感じがする=鼻づまり
  • においを感じることができなくなった
  • 鼻水の出が悪いです=左右に鼻茸(=ポリープ)があると診断された
  • 色のついた鼻水がでたり水っぽかったり
  • 後鼻漏(=こうびろう:鼻汁がのどにまわり垂れていく症状)が起きることがあります
  • 鼻汁に粘りがありなかなか鼻の外へでてくれません
  • ティッシュ・ボックスを手放せない=鼻水が垂れる場合もあり
  • 頭痛がある
  • 口呼吸になる

この鼻の症状にあわせて「喘息」の症状がありました。 喘息の症状がこちら

  • 後鼻漏からの咳、痰がでる
  • 夜中、側臥位で床についても咳、痰がでて眠ることができない
  • 咳、痰を出してしまうと症状は緩和され寝ることができるが、経過とともに頻繁に発作がおきる
  • 咳、痰を出すことにより気管が締めつけられる感じがする
  • 普段からも息苦しくなってくる
  • ちょっとした風が口から入っただけで症状がでる
  • 倦怠感があり寝ても疲れがとれない
  • 「ゼーゼー、ヒューヒュー」という音が呼吸と同時に気管から聞こえる

喘息の発作はちょっとしたことがきっかけ!

例えば、扇風機の風が顔にあたって気道へ空気が入ったり、姿勢を変えたり、ソファーにゴロリっといった姿勢、煙、タバコのにおいなどで咳を誘発し痰の排出行動を起こさせる。 その行為は、気管がスッキリするまで繰り返し気管が次第に締まっていく。

応急的に対処した方法

上体を起こした状態で白湯を飲みしばらく落ち着くのを待つ。

思い当たるふしはありますか?

次の症状に思い当たるふしはありますか? 先程の症状と重なるところがあるかもしれませんが、確認してみてください。

・この様な症状になる前、咳が長い間続いた時がある。または続いている。 ・花粉症を患っているので新鮮な空気を入れるのもためらっている ・掃除をする回数は月に数回もない ・加湿器を使っている ・布団を干したことがあまりない ・朝起きたら赤い斑点ができていたことがある ・年中寒気があり真夏でも冬布団で寒いくらいだ(冷房を使わない状態です) ・鼻水が喉の奥を通って気管に落ちていくのがわかる ・鼻水が嗅ぎづらくなった=粘り気がありスッキリしない ・いつの間にか「におい」を感じなくなった ・夜中、突然目が覚め、咳、痰がでる <= 1時間程度続く場合もある ・夜中、床につくと決まって咳がでる、痰がでるときもある

※ これは、私が実体験した症状となっています。書き損じがあるかもしれません。

特にこの症状の中で一番重要なのは「咳」です。 咳が長期続いたことがあるかないか?

咳はごく自然な咳のように感じることもあります。 風邪を引いた時の様に最初から強い咳がでるのではなく、ごく自然に「ゴホン、ゴホン」や「コホン、コホン」という程度です。 そういう小さな咳が数時間後におき日々継続するのです。

本人には至って自然なので仕事によっては息苦しさも感じません。ちょっと走ってもはっきりと判別できるまで喘息がひどくないので症状も健常者が走ったときと同様に感じてしまいます。 年齢と運動により引き起こされる症状と勘違いしてしまいます。

思い起こせばこんな症状が始まりでした。

私の場合は、喘息症状が現れる3年位前から軽い咳をしていたと記憶しています。 「コホン、コホン」というごく普通の「咳」で、風邪をこじらせた時の様に強く出るものではありませんでした。そして、連続的に出るのではなくしばらく時間をおいて出てくるという感じです。

普段の仕事以外でアルバイトなど身体に負担の係る仕事をした時、今までに比べ寝ても疲れが取れない状態でした。また、咳で夜中に起きることがたまに出てきます。

そして、咳が次第に強くなり、痰がでて鼻水がでてきます。 ティッシュ・ボックスが1週間で無くなってしまうくらい鼻水がでていました。 花粉症持ちの私ですがここまで酷い症状は初めてでした。

因に花粉症症状は全期間に反応する最悪のケースでした。 しかし、冬場に花粉症と同様の症状が起きるのは不可思議に思いました。

第一次、耳鼻咽喉科通院開始!

そして、後鼻漏(=鼻水がのどにたれてくる症状) がでて夜も眠れない状況が続き、重い腰を上げて初めて耳鼻咽喉科を受診します。

花粉の時期でもないので鼻水がでて眠れないので受診するのですが、たしかに、抗体検査でアレルギーの元となる原因がたくさんありました。 このときの血液検査にヒントが隠されていました!!

それは、検査の結果で「好酸球の値が異常な数値を示していました」 ※好酸球=白血球の一種。以前は身体の寄生虫に対する防衛本能の一つであったそうです。 現在では花粉などに過敏に反応し自分の身体を攻撃しアレルギー疾患を起こしているそうです。

( 好酸球の解説 引用:http://oshiete.goo.ne.jp/qa/139304.html

当然のことなのですが、その他のアレルギー反応の値もかなりの数値でした。

このとき、原因が特定されず一旦受診を中段します。

実は、朝起きたら右足が突然動かなくなるというアクシデントに見舞われそちらの治療を優先したためです。

既往と症状より食の改善を試みる

もともとアレルギー体質であると自覚し、それまで過度に摂取してきたモノを制限するようにしました。

抗体検査で多く表示されたモノから対処することにします。とりあえず、摂取調整をします 手始めに「小麦関連」「甘いもの」「コーヒー」などです。 一時期、小麦が関係しているものをすべて敬遠していましたが、調味料の量を調節するのと大量生産が目的のモノを利用せず昔ながらの製法のものに注力し、利用するようにしました。

一番つらいのは、小麦製品の多岐にわたること。。。お菓子の大半がアウトです。

第二次、耳鼻咽喉科通院開始!

夜中に救急車を呼ぶ一歩手前まで。。。呼吸困難になりました。 首の中で勝手に筋肉が締まっていく状況は説明しがたいです。 それも、咳をするたびに徐々にきますのでかなりの苦痛を伴います。

また、息を吸うのがこんなにも苦しいのかと初めてしりました。

この困難を白湯を飲んで朝まで凌ぎました。また、寝ることができないので YouTube などで時間をつぶし現代の便利な状況と現代病の苦痛の二つを味わった感じです。

この通院で喘息及び副鼻腔炎(蓄膿症)と診断され、当初は急性の副鼻腔炎かもしれないということで、抗生物質による 細菌感染への対処と喘息用の吸引の薬を処方されました。 蓄膿症の原因特定のため細菌検査を行いましたが、細菌検査は「陰性」でした。 いろいろ調べても細菌が出ることがありませんでした。

1ヶ月が経過します。 そして、ファイバースコープで鼻の中をのぞくと「鼻茸=ポリープ」が出現していて鼻水の吐出を妨害しています。

慢性副鼻腔炎と診断される

これまでの副鼻腔炎の対処は

通常の副鼻腔炎(蓄膿症) の対処は細菌感染を疑いそれを滅する方法がセオリーのようです。 そのため、細菌検査を行いそれに対応する抗生物質を探そうと先生はしていました。 ただ、これまでのところ原因がちがうと思われるので検査では「陰性」と回答がかえってきています。

そして、私の場合もご多分にもれず手術を勧められました。 慢性副鼻腔炎の対処は「鼻茸」をとるか?全身の処置、すなわち副鼻腔炎の手術だ次の手段のようです。 手術の話は持ち帰り検討としました。 何故なら。。。原因が特定できず手術は解せぬから!!

当然、「鼻茸」の手術をしても再度手術をすることが多いですという記述も散見されました。 そんなこともあり、原因特定を追求した次第です。

本命!?呼吸器アレルギー内科 受診

私の場合は、幸いにも「咳」があり「喘息」の発作がでました。 以前の「 吸引の薬」を処方してもらいたかったのですが耳鼻咽喉科での診察がかみあわず。 その夜中に喘息の発作がでて二度目の YouTube&寝れない夜を過ごすことになりました。

朝方、発作が治まり仮眠を取った後専門医院を受診。 なんとか運転でき歩ける状態に回復できたので息苦しい状況ですが、受診を決意! 「ゼーゼー、ヒューヒュー」という音が診察の時にでており周囲から明らかにおかしい状態に。

その日のフルメニュー。 血中酸素濃度 90% 超音波ネブライザー による気道拡張 点滴により全身回復(炎症が発生しているのでそれを抑える)

呼気ガス分析 118 ppb

帰宅前の血中酸素濃度 96%程度に回復 帰宅時前のピークフロー 220 帰宅時の状態 = 息苦しさが幾分とれた状態で呼吸も出来る状態、まだ、口呼吸状態。

そして現在、最初に書いた通りの状態となっています。 昨日は野菜のバジルを植え替えたり、新芽を摘んだりしましたがその香りを堪能することができました。 鼻水の出を悪くしていた鼻茸も縮小しているのではないかと思われます。

何故なら、鼻で空気を吸うことができるからです。

私の症状と合致しないのだけれど、鼻が詰まっているという方は、水分の取り過ぎ、ビールの飲み過ぎ、甘いもの好き、お腹を冷やしている。

私は、甘党でコーヒー好きでした。 ここのところ、どちらも控えています。 アルコールは、元々肝機能に問題があると言われた時にぷっつりと辞め、食事に合わせて飲む程度にしています。

例えば、チーズとワインはチーズを腸内にとどめない効果があり相性が良いとか。 などというとき以外は、飲んでいません。

成人気管支喘息と慢性副鼻腔炎は生活習慣病が原因かも

「思い当たるふしはありますか?」 で列記した項目は私が実体験した内容に基づいています。

簡単に言ってしまうと、「新鮮な空気の入れ替え」「定期的なそうじ」「食生活の偏重と過多」 「住環境の悪化」「間違った電化製品の使い方」が原因なのでは無いかと思っています。

危険な状況になる前に見直してみませんか?

「 住環境の改善」

壁、天井、床、ベッド、棚などのほこりなどすべて奇麗に掃除。 新鮮な空気の入れ替え= PM2.5 飛来中はプラズマなどの機器を併用するなどして空気の換気を行う。

「加湿器利用時の注意」

ミネラルウォーターでなく、水道水を利用すること

「食生活の偏重と過多」

偏った食べ物は、人間が対処する状態を超えるとアレルギー反応として出てくることがあります。 また、身体を冷やす食べ物や飲み物、特にコーヒーは身体を冷やす飲み物とされており大量摂取は身体のバランスを崩す恐れがあります。

とりあえず、思い出せる範囲で記述しておきます。

私も経過観察中で改善中なのでまた書きたいと思います。

[ 追記 ]

喘息合併と副鼻腔炎の症状が同じなのでひょっとすると私の場合も新種の副鼻腔炎である、「好酸球性副鼻腔炎」なのではないかと思っています。 細菌検査の結果で「陰性」ばかりなのと血中好酸球値が高いことで該当するのではないかと考えます。

そうだとすると、難治性であった副鼻腔炎に明るい光が見えそうです。

アメリカではこの病気で悩んでいる人が90%もいるということで驚きです。

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